Curiosity

骨とワニが好きなデザイナーです

「ストレングス・ファインダー」をやった結果、友だちが少ないって事がわかった

人がもつ「強み(資質)」は何かを診断してくれるツール、「ストレングス・ファインダー」。近ごろ社内でよく話題になっているので、自分でもこちらの本を買ってやってみました。

ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう

ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう

これが私の強み上位5つだ2016

  1. 学習欲*1
  2. 内省*2
  3. 回復志向*3
  4. 親密性*4
  5. 責任感*5

※ 各資質の概要は脚注に書きました

ざっくり言うと

  • 学習意欲旺盛問題を解決するのが好き
  • やると決めたらストイックに取り組む
  • 頭のなかの自分とよく対話してる
  • 特定の人との深いつながりを大事にする

結果を見た時、「きみ友だち少ないよね」って暗に言われてるのかな?、と思いました。これが私のストレングス…!

個人の資質と優れたチーム

ストレングス・ファインダーで明らかになる資質は34種類あるのですが、これらはリーダーシップやチームワークという観点から以下の4つのカテゴリに分類されます。

  • 実行力:アイデアを実現し物事を成し遂げる力
  • 影響力:チームのアイデアを組織内外に広める力
  • 人間関係構築力:チームをまとめ才能を引き出す力
  • 戦略的思考力:情報を取り入れ筋道を考える力

そして、優れたチームには各カテゴリの資質をもつ人材がバランスよく含まれている(=異なる資質をもつ人たちでチームが構成されている)ことが多いのだとか。

34の資質がどのカテゴリに分類されるかは、こちら http://www.itmedia.co.jp/bizid/spv/1502/06/news004.html にざっくりまとまってました。詳細は前述の書籍「ストレングス・リーダーシップ」に書かれています。

自分の資質について考察してみる

私の上位の資質は以下のような分類になりました。

  1. 学習欲  → 戦略的思考力
  2. 内省   → 戦略的思考力
  3. 回復志向 → 実行力
  4. 親密性  → 人間関係構築力
  5. 責任感  → 実行力

上位2つが戦略的思考力で、影響力は含まれていない。うすうす感じてましたが、ほうっておくと自分の中で思考がどんどん進んでいっちゃうタイプですね。なので、学んだことはこうしてブログに書くなどして、定期的に頭のなかを公開するというのを意識してやったほうが良いようだということがわかりました。

また、私は自分の「強み」よりも「弱み」のほうに意識がいきがちだという自覚があるのですが、これはじつは、問題解決やものごとの改善を好む「回復志向」の発露なのかなと思いました。自分の課題を「内省」により把握して、それを解決するために本を読んで勉強したり(=「学習欲」)、100日間毎日イラストをかくことにチャレンジしたり(=「責任感」)……こうした過去の行動に現れているものが「強み」と言えるのだと気付かされました。

こんな感じで、自分の強みに自覚的になり自己分析が捗りました。ストレングス・ファインダー、おすすめです。

ストレングス・ファインダー

*1:「学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。特に結果よりも学習すること自体に意義を見出します」

*2:「頭脳活動に多くの時間を費やします。内省的で、自分の頭の中で考えるのが好きで、知的な討論が好きです」

*3:問題を解決するのが大好きです。どこに問題があるのかを探りあて、それを解決することに長けています」

*4:「親密性:他人との緊密な関係を楽しみます。目標達成のために友人と努力することから、大きな満足感を得ます」

*5:「一度やると言ったことは必ず実行する精神の持ち主です。正直さや忠実さなどの普遍的価値観を達成することに、意義を感じています」