Curiosity

骨とワニが好きなデザイナーです

「ワニと学ぶ!UXデザイン入門」という発表をしました

www.slideshare.net

UXデザインの基本的な考え方をワニと学ぶ!と銘打ってつくったスライド。骨好きに次いで、ワニ好きブランディングの一環としてつくってみました*1。正直、つくるの、なかなか苦労しました(内容的にも見た目的にも*2)。

UXデザインは、やろうと思えばだれでもできる!どんな経験でも活かせる!ってことを言いたかったのですが、いろんな意味で遠回りした気がします。予想外の内容だったと好評(?)です。笑っていただけると幸い!

途中に出てくるHCD専門家コンピタンスマップはこちらから引っ張ってきました →  HCD-Net | 認定制度 | 応募要領 。 実は同資格の「スペシャリスト」を来年受けてみたいなと思っていて、なんやかんや調べているのですが、募集要項が見づらすぎてはやくも心折れそうです。

以下、勉強会メモ!

Creators MeetUp #26

概要

  • 第26回Creators MeetUp
  • 業種・職種問わず参加OK!色々な人の話を聞いて交流してクリエイティビティを刺激し合えるモチベーションが高まる場です
  • 日時:2015年3月21日 15:00〜
  • 場所:メンバーズ(勝どき)
  • ハッシュタグ:#cmujp

ベクトルふたたび − 外積内積を使う(野中文雄氏)

「ベクトル」というのは、とっつきにくい印象が強いようです。とくに、「内積」とか「外積」とか、何の積なのか。いずれも、式そのものは単なる四則演算です。けれど、そもそもどんなときに使うのかわらないのが、近寄りがたい理由でしょう。 2014年1月の第12回Creators MeetUpでは、「珍味ベクトル外積3種盛り」と題して外積の使い道について一席務めました。今回は、その続編でもあります。内積も加えて、最近小学校の算数教材の制作で実際に使った例をご紹介します。式は前述のとおり四則演算ですので、考え方に重点を置いてご説明します。

ワニと学ぶ!UXデザイン入門[増補版](吹上花菜子)

今回は2本、発表しました。資料は以下↓

salsa(きょうこりん氏)

海外文化や日本人以外とのコミュニケーションを楽しむ場はたくさんあります。日本にいながら、海外文化を楽しめる「サルサ」を10年続けたきょうこりんが得たものをお話します

  • サルサをやって得たもの10
    1. 踊れる
    2. 仲間
    3. 健康体
    4. キューバの知識
    5. 語学への興味
    6. 人脈
    7. 多様性の理解
    8. 先人の知恵
    9. 空間把握能力:サルサは車庫入れに近い
    10. . 転職

Web制作における大量の何かを大量にどうにかするライフハック(道家陽介氏)

製作における準備から製作工程、メンテナンスなどにおける大量の何かを(以下略)のケーススタディと考え方について話します

  • ケース1:大量の商品データをいいかんじに大量のページにして書き出す
  • ケース2:大量の商品データをいいかんじに管理する
    • 状況
      • 1200ページくらいのHTMLをPHP化する
      • コンテンツリストにデータはあるけど入力は手動
      • ヘッダーとかサイドバーをpartial化する
    • ソリューション
    • ディレクトリ構造とか工程を事前にみんなに理解してもらって動くことが必要
  • ケース3:PSDのレイヤー書き出し+座標データ出力+Flashに自動配置
    • 状況
      • 時間がなくてデザインチェックと同時にFlash開発
      • PSDのレイヤーがカオスかつ戻しが大量
      • PSDを再現するだけの簡単なお仕事に毎回3時間くらいかかる
    • 手順
      • デザイナーからもらうPSDを全部レイヤー結合する(スマートオブジェクトにするとか)
      • JSXでPSDレイヤーを書き出す
      • JSFLFlashのJSX)でレイヤー情報を含めた画像を書きだす
    • 課題
      • テキストとかベクタとかアニメ素材はむり
      • 乗算とか調整レイヤーとか、最近流行りのリンクオブジェクトとかはだめ
  • 大変ポイントの見極め
    • できるなら事前にちゃんと作業を設計する
    • 途中からでも立ち止まって作業フローを整理する
  • 100%自動化しない
    • 無理に自動化すると逆に不便になる
    • 組み合わせたりカスタマイズできる自由度が必要
    • 人が考えるべきところは自動化しない
  • まとめ
    • 自分の担当そのものよりも前後関係が見えてくる
    • 案件全体の業務を理解するとイノベーションが起こりやすい
    • お客さんが最終的にハッピーになることは受注側にもハッピーになることがおおい
  • 制作環境を豊かにできる人をふやす
    • いい言葉!!

*1:ちなみにですが、私がワニ好きになったのは大学3年の時に研究対象にしようと思ってからで、意外と歴は短いです。ワニにしろ骨にしろ「きになる!知りたい!」で始まったものが、気づいたら「すき!」になったかんじです。今後もそういう感じでアンテナ張って生きていきます。

*2:スライド中のワニ写真と「わにのきもち」はもちろん全部自作です。